記念日記(その1)「ネコバス」
2002年4月8日気が付けば1000Hit。
記念と言っては何ですが、夏に先駆けた話題を一つ。
初体験は、まだまだポヨポヨしていた4歳頃。
遊び場にしていた、近所の墓地へ抜ける小道の、左手側にあった廃屋の前。
兄サと幼馴染が話しながら先を歩き、愛らしいオレが後を付いていってるというシュチエーションの中で起った。
子供心に何だか妙な気配を感じたオレは、少し振り返るように廃屋に視線を向けた。
壁のあちこちが破れ、足の長い草に周囲をおおわれていた廃屋。
窓のガラスというガラスは割れ、玄関の引き戸が倒れていた、昼なお暗いその廃屋の中に、それはいた。
猫を思わせる形の、サッカーボール大の黄色い目。
それが二つ、オレに気付いたように、ゆっくりと三日月みたいに細まっていく。
まさしく嗤ったとみた。
あれが何だったのか判らないまま、オレはその小道を通れなくなった。
ちょっとした拍子に「となりのトトロ」を思い出すたびに・・・いや、ネコバスを思い出すたびに、あの時の記憶がフラッシュバックする。
あれはきっと、妖怪に違いない。
記念と言っては何ですが、夏に先駆けた話題を一つ。
初体験は、まだまだポヨポヨしていた4歳頃。
遊び場にしていた、近所の墓地へ抜ける小道の、左手側にあった廃屋の前。
兄サと幼馴染が話しながら先を歩き、愛らしいオレが後を付いていってるというシュチエーションの中で起った。
子供心に何だか妙な気配を感じたオレは、少し振り返るように廃屋に視線を向けた。
壁のあちこちが破れ、足の長い草に周囲をおおわれていた廃屋。
窓のガラスというガラスは割れ、玄関の引き戸が倒れていた、昼なお暗いその廃屋の中に、それはいた。
猫を思わせる形の、サッカーボール大の黄色い目。
それが二つ、オレに気付いたように、ゆっくりと三日月みたいに細まっていく。
まさしく嗤ったとみた。
あれが何だったのか判らないまま、オレはその小道を通れなくなった。
ちょっとした拍子に「となりのトトロ」を思い出すたびに・・・いや、ネコバスを思い出すたびに、あの時の記憶がフラッシュバックする。
あれはきっと、妖怪に違いない。
コメント