京都にて

2002年6月8日
仕事が終わったのが朝8時。
オレは大事なことを失念していた。
彼女が部屋に寝ている限り、オレはシャワーを浴びられない・・・。
部屋とシャワーを隔てるものは、カーテン一枚しかない状態で、シャワーを浴びても許されるのだろうか?
我慢するべきか?
そう葛藤しながら、結局浴びる方を選択する(笑)

ひとまず声を掛け、起きそうにないので今の内って感じ(笑)

さっぱりしたところで再び階下へ。
9時から11時30分まで仮眠をとる。

そろそろ彼女も起きてるだろうと、再び部屋へ。
声を掛けるが返答なし。
何か気を遣っているのが馬鹿馬鹿しくなった(笑)

っていうか、気を遣うのをやめた。

彼女自身オレとどうにかなりたいと思っているわけでもないし、オレ自身もそのために来させたわけではない。
ただ彼女は大阪に来る必要があり、オレは彼女の手助けが出来る位置にいた。
それだけのこと。

「オハヨウ」
眠っている彼女の隣で本など読んでいたオレに、彼女はそう言った。
「おはよう。良く寝るな〜」
時間は12時ちょい前くらいになっていた。

「京都に行きたい」
彼女の滞在中は彼女と行動を共にするつもりのオレに、否も応もない。
オレは彼女を車に乗せ、1号線を京都に向かって走った。

途中伏見で食事をとり、取りあえず二条城には行くことを前提に、あとは彼女の目についた仏閣を覗くことで一致。
さっそく東寺に入った。
世界遺産に選ばれた建物はさすがに荘厳で、仏像は見事の一語に尽きた。

慣れない道を、迷いながら突き進むと、目的地である二条城の外郭が。
若干乱暴な運転で駐車場に飛び込み、ほっと一息。
が、しかし!
観覧時間は終了し、中を見学することが出来ない。
仕方なく次の寺を目指そうと車に乗る。
駐車料金600円也。
滞在時間5分弱にしては高い出費であった。
っていうか、観光地に優しさはないのか?

彼女んろ希望もあって、扇子を購入しに清水寺を目指すことに。
途中「きものの京屋」を発見。
彼女はショーウィンドーに飾られた白檀の扇子に惚れて購入。
ほくほくしながら清水寺へ。

しかし、清水寺も閉まっていた。

ただ土産を買うために来たようなものだった。

帰りに心霊スポットが見たいという彼女の言葉を、必死に却下しようとするが、抵抗虚しく陥落。
六甲山から逃れるために、他の場所でお茶を濁す。
再び道に迷いながら南港に。
ごめんとずっと心の中で謝り続ける。
オレはウソツキです。

そして帰宅。
疲れていたオレは、彼女をほったらかして眠ってしまったとさ。

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